東国原知事のトップセールスは、みなさんの行動があってこそ加速します。
宮崎県ブランドを地域団体商標に!「東国原ブランド」に甘えず、「宮崎県ブランド」を目指そうじゃありませんか!
テレビから流れる東国原宮崎県知事のトップセールスの姿が、全国のお茶の間でお馴染みのニュースとなって久しくなりました。都道府県知事が地元の産品やサービスを自ら先頭に立ってセールスする・・・。「あなたの県の知事は、こんなことやってますか?」と全国民に問うたとしたら、宮崎県民以外の国民のうち、何人が手を上げるのでしょうか。これね、たぶん少ないと思います。へたをするとほとんどいません。もしかしたら、自分の県の知事の名前も顔も知らないという国民が数百万人、いや1000万人を軽く超える規模でいるかもしれませんから。
ということは、東国原宮崎県知事は、いままで誰もやらなかったことをやっているってワケなんです。自ら、東京へ、大阪へ、日本国中駆け巡り、「宮崎の"きんかんたまたま"は甘いですよ」、「宮崎産のズッキーニは美容にいいんです。おかあさん、一度食べてみてくださいね」と消費者に訴えかける・・・こんなことをする知事がどこにいるのでしょう。東国原県知事が誕生するまでは、そんな知事はどこにもいなかったのではないでしょうか。
そこで、今回は宮崎県の商工・農林水産業者のみなさんにプレゼントです。名づけて「東国原宮崎県知事のトップセールスを加速する方法」。宮崎県ブランド産品販売の加速プログラムを大公開しちゃいましょう。
知事も絶賛 宮崎完熟金柑タマタマ?きんかんたまたま!
宮崎県の特産品の一つに、完熟金柑(きんかん)。
糖度16度以上のものを完熟金柑として出荷。
さらに糖度18度以上の最高峰の甘味を誇る金柑のみを「たまたま」のブランド名で出荷しています。
宮崎県の特産品
全国の地域団体商標登録グッズ
まず、宮崎県の商工・農林水産業者のみなさんが生産する特産品は、いわゆる「地域ブランド」でしょうか。もし、その商品が地場の特産品であるならば、「地名+商品名」というかたちで、呼び名を統一しましょう。ここまでですでにお気付きの方もおられるかもしれません。そうです。平成18年4月より始まった「地域団体商標」の登録スタイルに名称や呼び名を統一するワケです。●成功する!「地方発ビジネス」の進め方
さて、みなさんは組合に加入されていますか。みなさんの生産する商品が、加工食品や工業製品、伝統的工芸品なら事業協同組合、農産物なら農業組合、海産物なら漁業協同組合といった事業者による協同組合です。その協同組合で「地名+商品名」で名称を統一した宮崎県ブランドのパンフレットを作りましょう。webページも制作します。名刺にも「地名+商品名」を必ず刷り込みましょう。出荷用のダンボールなどの梱包材にも「地名+商品名」を印刷します。組合の宣伝広告費に余裕があれば、組合名義の新聞広告を打ちます。予算が許せば九州全版。少なくとも、大分県、熊本県、鹿児島県などの隣接する県の新聞に広告を掲載してください。そして、それら広告宣伝の事実を時系列にまとめ、ファイリングしておきましょう。
お次は、東国原宮崎県知事の出番です。というか、東国原知事のお力を借りるワケです。そう。知事のトップセールスですよ。
東国原知事にトップセールスしていただける機会には、組合関係者は、全国各地で行われる「宮崎県フェア」や「宮崎県物産展」に必ず出店してくださいね。その際には、「地名+商品名+組合名」の入ったのぼりを立て、先に作ったパンフレットを物産展の開催されるスーパーやデパートで配布します。同時に、東国原知事がトップセールスをしてくださいますから、みなさんも声を大にして商品を売り込みましょう。物産展を開催する地域のテレビ局や新聞社が取材してくれます。大いに売り込みましょう。あなたの組合の宮崎県ブランドが報道されたらしめたもの。その場面を録画したり、新聞の切抜きを証拠として残しておきます。
さて、なぜこのようなことをするのかというと、「地域団体商標登録」の要件である「周知性」を示すための証拠を積み上げるためです。東国原知事がみなさんの商品を周知したのではなく、みなさんが自ら、生産する宮崎ブランドを周知したという事実が必要なのです。みなさんの商品は、「東国原ブランド」ではありませんよね。みなさん自らが、宮崎県ブランドを周知した実績を示して、地域団体商標を登録しましょう。
東国原知事のトップセールスは、みなさんの行動があってこそ加速します。「東国原ブランド」に甘えず、自らの行動で「宮崎県ブランド」を目指しましょう。みなさんのブランディングへの行動は、地域団体商標となり、知名度も売上げもさらに加速するはずです。/「東国原式。ひがしこくばるしき。番外編」
ニッポンを繁盛させる方法
島田紳助と東国原英夫が日本国民に贈る国家再建論。このままでは日本は沈没する。
しかし、立ち直る希望はまだある。いま地方がすべきことは何か。国民総力戦で借金を減らそう。地方から国を変えよう…。世界に誇れる国へ、日本の“シャッター”を開けよう。